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免許をとってまだ数日しかたっていないある土曜日のこと。
少し曇っていたのですが、乗りたくて我慢できない!
リリーは「よし!ひとりでバイクに乗って「新御堂筋(国道423号)」を箕面に向かって走ろう!」と思い立ちました。\(^o^)/
新御堂筋は高速道路ではないけれど、50CC以下の原付は走行不可の大きな道路です。
高速道路に乗る良い練習になるので、ちょっと走ってみよ!と思ったのです。
それには理由があるんですぅ~。
早く遠出のツーリングに行きたい!と師匠に言うと・・・
まずは高速道路に乗れないとあかん!近場で練習してからや!
そう言われていたので、一刻も早く高速道路に乗れるように練習しなくちゃ!!と思ったわけです。(^_^;)
結局大迷惑をかける結果になろうとは・・・トホホ・・・
初めてのソロツー
買ったばかりの
- ヘルメット
- ライダーズジャケット
- グローブ
- ウェストポーチ
- シューズ
に身を包み、ほとんど初めて運転するマイカー ホンダCB400SS(通称CB子)にまたがりいざ出陣!!
(免許が取れたその日に一度だけ自宅のまわりを走行しました)
慣れないクラッチの切り替えにアタフタしながらも、何とか新御堂筋に乗る手前までやってきました。
ちょうど信号待ちになったその時・・・
クスンクスン・・・シ~ン・・・
エンストしました。(^_^;)
ついついクラッチを離してしまったのです。(今でも時々やってしまう)
ずっと握ったままにしておくのが結構つらい。
少し緩めただけのつもりでも許してもらえない。
(ニュートラルに入れる、という技がまだできなかった)
今なら(たぶん)冷静に対処できますが、初走行でのこと、焦ったのなんの・・・。
ちょうど先頭で信号待ちをしていたので、信号が青に変わるまでにエンジンを入れなくては!!!
え~とえ~と・・・まずはクラッチを握ってロウに入っていることを確認して、次は右足で後輪ブレーキ踏んで!
リリーの脳はフル回転です。
それからセルモーターのスイッチオン!
キュンキュン・・・シーン・・・
まずはクラッチを握ってロウに入っていることを確認して、次は右足で後輪ブレーキ踏んで!!
それからセルモーターのスイッチオン!!
キュンキュン・・・シーン・・・
それからセルモーターのスイッチオン!!!
キュンキュン・・・シーン・・・
それからセルモーターのスイッチオン!!!!
キュンキュン・・・シーン・・・
泣く。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
お願い神様、エンジンかけてーーーー!!!!!
信号青に変わる
かみさまーーーー!!!!!。・°°・(((p(≧□≦)q)))・°°・。
キュンキュン・・・シーン・・・キュンキュン・・・シーン・・・キュンキュン・・・シーン・・・
後続の車から、かる~くプップッとクラクション鳴らされる。
(たぶんリリーの焦りが伝わったのか非常に優しくプップッと・・・)
半泣きになりながらもリリーは両足でCB子をケンケンして(小さい子が三輪車を足で蹴って進めるように)何とか他の車の走行に邪魔にならない路肩まで移動させました。
何度やってもエンジンがかからない・・・。
か・・・かみさま・・・し・・・ししょうさま・・・
土曜の昼前、お願いします、師匠・・・。
バイクから降りて、リリーは師匠にラインしました。
「助けてください!」と・・・(^_^;;;
返事があるまでのたぶん1~2分、どれほど長い時間に感じたことか。
いや、師匠が起きててよかったよーーーー、連絡ついてよかったよーーーー!!
ラインで説明すると電話がかかってきた。
状況を説明しながらもう1度再現してみると・・・
キュンキュン・・・ブルン♪ \(◎o◎)/
エンジンかかったーーーー!
あれー?なんか知らないけどエンジンかかった!
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とりあえず、リリーの操作ミスだったのね~ということで、師匠にはお騒がせしました~♪とお礼を言って電話を切り、仕切りなおして今度こそいざ出陣!!
信号を左折して、いよいよ新御(この辺ではシンミと呼ぶ)に合流・・・の手前で今度は走行中にもかかわらず、エンジンが止まってしまった!!!Σ(゚口゚;)//
ギョギョギョーーーー!!!(さかなくんになってたと思う)
幸い、エンジンが止まってから惰性で左端には寄れたけど、後続の車が結構なスピードで追い越していく恐怖!!((((;゜Д゜)))ひぃーーーー!
CB子が止まってしまった場所 ↓
リリー再び師匠に電話で助けを求めました。
完全にCB子が壊れてる・・・と思いました。
ガソリン入ってるか?
えっ?ガ、ガソリン??
そういえばレッドバロンの方が「まず最初はガソリンスタンド行ってくださいね~!」と言っていたのを思い出した。
というか、ガソリンがあとどのくらい残っているとか、一体全体どうやってわかるのーーー?
車のように、ガソリンがあとどのくらい・・・というメーターがついてない!!(・・・とこの時初めて気づく)
リリー:わかりません!一度もガソリン入れたことありません!!
師匠:多分ガス欠やー、予備タンクあるやろ?
リリー:わかりません!タンクついてません!!
師匠:タンクの近くにひねるところあるから探してみてー
必死に探すこと数分、これか!!と思しきものを発見!
それがこれ ↓
タンクの下にありました。
とりあえず師匠に言われるまま、RESの方向へレバーを動かして、再びエンジンをかけると・・・
キュンキュン・・・ブルン♪
エンジンかかったーーーー!
後からマニュアルを確認したら、当たり前だけどちゃ~んと書いてありました。(>_<)
そういえば、そういえば・・・、レッドバロンの方も、説明してくれたような気がします。
リリーに必要なのは、走行の練習よりも前にCB子の性能や装備を知ることだった・・・_| ̄|○ ガクッ・・・
結局その後、最短で行けるガソリンスタンドまでは何とかたどり着いたものの、ガソリンの入れ方がわからない・・・。
スタンドのお兄さんに全部やってもらいました。
(タンクの開け方がわからなかった・・・)
【ホンダCB400SSのガソリンタンクの蓋の開け方と閉め方】
カバーをずらし、キーを挿してまわしてタンクの蓋をあける!そうなんや~!(@_@)
閉め方は、蓋を入れて上からグッと押したらしまります。
さらに、恐怖体験でひとりで箕面なんて絶対に行けない!!。・゚・(*ノД`*)・゚・。
行くも恐怖、戻るも恐怖・・・、もうボロボロ状態・・・。
結局心配した師匠がガソリンスタンドまで来てくれることになって、何とか無事にCB子と帰宅することができました。
その日は箕面にはいくことができず、近所を少し練習走行するにとどまりました。
本当に何から何まですみません・・・という、にが~いデビューとなったのです。
- ガソリンメーターは全てのバイクにはないこと
- ガソリンがどのくらい入って、どのくらい走行できるのか知っておくこと
- タンクを叩いて音の違いを感覚で覚えること
ということを学びました。
今はガソリンを入れるたびにメーターをリセットし、何km走ったらガソリンを入れる!ということを徹底しています。
しかし、予備用燃料の仕組みってうまいことできてるわ~と思いませんか?
こんな感じみたいです。すごいわ~ (^○^) パチパチパチ
ちゃんと勉強してちょーだい!!
師匠、ごめんなさいーい!CBちゃん、疑ってごめーん!
リリーのあり得ない大失敗でした。
人に迷惑をかけないようにしよう!!という当たり前のことができていないリリーのライダーズライフのスタートでした。
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