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続きです。
何とかバイトに間に合ったリリー、実は初めて午前と午後、両方入ることになっていました。
こんな時に限って・・・。(>_<)
ママに事情を話すと、お昼の休憩を1時間早めてくれました。
11時から12時。
リリーに与えられた時間です!
バイト中も
「いらっしゃいませ~♪ ホットコーヒーですね!」(^○^)
と顔はにこやかにほほ笑みながら、頭の中はフル回転!
【リリーのCB子救出作成のタイムスケジュール】
一旦車でCB子のところまで行って、もう1回エンジンをかけてみる
↑ さっきはガソリンがちゃんと出ていなかったかもしれない
ダメだったら、レッドバロンに電話する
↑ すぐに取りに来てくれるかどうかわからないけどとにかく電話する
レッドバロンが間に合わなかったらまたCB子を置き去りにする
↑ また車で行くのはNG、近くに駐車場がないので再びお店の前に停めるのはさすがにちょっと・・・、ってことは自転車で行くことに!再び時間との戦い!!
バイト中にレッドバロンさんに電話をする余裕はありません。
11時になったらすぐに行動に移すのだ!!<`~´>
CB子の元に到着したのは11時10分ぐらい。
恐る恐るキーを挿してセルスイッチオンにしてみる・・・。
キュルンキュ・・・しーん
。゜゜(´□`。)°゜。
やっぱダメだ・・・(T_T)
こ、こういうときは、まずZ師匠・・・(← すでにここで流れが違ってる!)
Z師匠、お願いします、ラインに気づいてください!!
念力を込めてラインを送ると・・・
なに?
なんと!
すぐに返事がありました~♪ \(^o^)/
電話をして事情を説明すると、
あ~、それはもうバッテリーやわ!
そして一番手っ取り早いのは、キックでエンジンをかけること、とのこと。
ホンダCB400SSにはキックペダルがついてて、キックスタートできるのです。
いや~、それは無理。
リリー、何度か挑戦したことあるけど、うんともすんとも言わない。
Z師匠がキックして見本を見せてくれたけど、全くお呼びじゃなかったもん。
実は朝も、もしかして・・・と何度も挑戦してみたけど、ダメだった。
思い切りキックしても、下まで踏み込めない。
それは無理ですぅ~、できません~
ってことは、次の手段、レッドバロンさんに電話してきてもらう。
もしかしたらその場でキックしてエンジンをかけてくれたらCB子置き去りは免れるしそのままバイトに行けちゃうかも・・・。
淡い期待を抱きつつレッドバロンさんに電話。
今までの状況を説明し、事情を理解してくれたのが11時20分ぐらい。
もし自転車で行くなら少なくても45分に出なければ間に合わない。
『今から出ますが、混み具合にもよりますが、45分はちょっと無理かな~。』
リリー、今気づきました。
そもそも、リリーの立てた救出作戦のタイムスケジュール間違ってるやん!!
まずレッドバロンやん!!
さらに、その後のリリーの言動がメチャクチャでした。
「どうしても45分に出ないといけないので、レッドバロンさんが来なかったらキーさしたままここに置いといていいですか!」
『いや、それだけはやめてください!何があるかわかりませんから!!』
「わかりました、そしたらギリギリまで待ってます!」
はい、それで?
ギリギリまで待ってこなかったら?どうするの??
【リリーの選択】
その1.ママに電話して遅刻すると伝える
その2.レッドバロンさんには申し訳ないけど、キーを挿したままCBちゃんを放置する
いや~、どっちもダメでしょ!
今落ち着いて考えれば、もうCB子はそのまま放置で自転車に乗り換えてさっさとバイトに出て、夕方帰宅する頃にレッドバロンさんに来てもらう、というシンプルな回答にたどり着くんだけど、その時はCB子を放置というのがどうしても怖くて何とかしたかったんですっ~。
盗まれたりイタズラされるかも・・・という心配もあるけど、万が一子どもとかが触ってバイクが倒れてケガをさせてしまったら・・・とか、どっちかというとそっちの心配かな~。
そう考えると、アルバイトを犠牲にするのが一番なんだろうけど・・・。
レッドバロンさんが来るまでどうしたらいいの???
どうしよう、何とかしなくちゃ・・・。
そして・・・リリーの取った行動は・・・
とりあえず、いったん車で自宅に戻る
お留守番している老犬ナナちゃんにお水をあげる
そうだ、お昼なんだ・・・と気づく
何か食べておかなくちゃ!とフライパンを握ってお肉を焼く寸前で「そんな時間あるはずない!」と気づく
それでも何かたべなくちゃ・・・と・・・たまごがけご飯をどんぶり一杯かっくらう
その時点で35分ぐらい。
いてもたってもいられず、再び車でCB子のところまで行く。
その時、師匠からラインが来ていることに気づきました。
「体重かけて踏み抜く」
「全体重をキックアームに乗せる」
「左足に体重残さないように!」
リリー、無理だと思いながらも、もう1回挑戦してみました。
右足に体重をかけようとすると、バイクが傾く感じがして怖いんです。
でも、とにかく全体重をキックアームに乗せるようにぃ~<`~´>
フンガ!
ブルンブルブルブルブル~
え?
ええ??
うっそー!
かかったーーー!
\(◎o◎)/
そうです!
なんと、キックでエンジンがかかったのです!
奇跡ーーー!
時計はちょうど45分!
もう、もうこのままバイトに行くしかない!!
く、くるま!!!
車を置いてこなくちゃ!
エ、エンジン、かけたまま・・・今切ったらダメだ!すぐだから大丈夫!!
リリーは車に飛び乗り、200mほど先の自宅に戻り、ヘルメットを持ってCB子の元に全速力で走りました。
CB子はちゃんとブルンブルン音を立ててます。
「レッドバロンさんには悪いけど行こう!着いたらすぐに電話して謝ろう!!」
さあ、CB子!行くよ!!
その時リリー、気づいた!!!
チェーンを外さなくちゃ!!!!(← 気づいて良かった~)
チェ、チェーンのキーがーーーー!(>_<)
リリー、チェーンのキーをエンジンのキーと一緒にしているのです。
ダメ、絶対にキーは抜けない!エンジンは切れない!!
硬い輪っかから必死にチェーンのキーを外しました。
爪ボロボロですぅ~。
何とかキーを外してチェーンを解除し、重たいチェーンをバイク用のリュックに詰め込んでリリーはその時だけ峰不二子ちゃんみたいに颯爽と飛び出しました!
もうね~、貼り紙を外す余裕なくて、貼り紙したまま走ってました。
無事にお店に到着!
お店の前に貼り紙をしたままバイクをとめて、すぐにレッドバロンさんに電話をしました。
平謝りに謝って、近々点検に持っていくとお約束し、お店に入ったのは12時3分前!
とりあえず、お店に無事に戻ることができました。
書いてるだけでぜーぜーしてきます・・・。(*^_^*)
はい、今日も長くてすみません。
この続きはまた明日・・・。(←まだあるんかい!)
Z師匠にはまたまたお世話になりました。
リリー悟りました。
何かあったときのタイムスケジュールはまずはZ師匠でした!\(^o^)/
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